「愛知県半田市乙川地区。古い歴史をもつこの地区は、農業を中心とした平和で静かな人口7千人ほどの集村であった。
 その乙川村に昭和17年夏、突然、巨大軍需企業がやってきた。田畑をならし、海浜を埋め、道路を拡張し、鉄道を敷き、たちまち大工場が建ち並び、飛行場も施設された。
 中島飛行機半田製作所である。
 その工場に働く人は2万6千人。全国から乙川村に集められてきた。乙川村は数ヶ月のうちに人口7千人から3万人超の町に一気になったわけだ。
 そんな稀有な体験をした乙川村。その建設に関わった人。工場の社員。そして勤労動員された学生諸君。加えて、工場で造られた軍用機『天山』、『彩雲』について。
 それらを貴重な郷土史と捉え、ここに出来るだけ丁寧に正確に記録したいと思う。
 そしてこの記録は、単に半田市という一地方都市の郷土史にとどまらず、太平洋戦争という日本の体験した不幸な時代を生きた人々の実録としても世に問えるものと考えている。

このたび『別冊はんだ郷土史だより』が刊行。中島飛行機のすべてが分る大特集である。
 特集には、半田製作所の計画図、米軍が撮影した航空写真など貴重な資料もある。

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第1部 半田市の歴史を変えた中島飛行機半田製作所
◇中島・半田の建設から終焉まで─蘆澤俊一
◇中島・半田の用地買収や賃借契約の実際─石井亮三
  ・半田製作所所歌について
◇中島飛行機少年工の記録 ─間瀬正行
◇米国戰略爆撃調査団報告書
◇対談記録『彩雲を造った人 彩雲に乗った人』
◇勤労学徒らの集い『半田海潮会』 ─黒田鋭三 
 学徒の声(1)香川師範『松韻報国隊』─斉藤優子
 学徒の声(2)山方工場の惨劇・二宮聖耳
 学徒の声(3)地震で散った親友学徒に贈る詩・三宅仁
◇中島飛行機半田製作所に関連の資料、レポートの感想
  (1)新たな発見、誤った概念を記す ─竹内雄幸 
  (2)食事について ─黒田鋭三
  (3)疎開道路の建設と空襲 ─伊藤正治
  (4)都市計画に感心した ─小栗照夫
  (5)分かったこと ─斉藤まさる
◇傍説・都内の料亭で決まった中島の半田進出─西まさる
第2部 半田の郷土史を探求する (ここでは目次を省略)


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